良いカメラが買えないので構図を頑張ることにした

被写体かカメラをください - GalaxyNote3 + ( SnapSeed | fotografix )

構図を頑張るためには人の目を気にせず撮影する勇気も必要なわけです。

たとえばこういう写真を撮る時です。
これは、人通りが少ないといえども、数分間に一人ふたりは通るような歩道でしゃがみこんで、スマホを地面に立て掛けて、ああでもない、こうでもないと数分間に渡り撮影したうちの一枚です。

良いカメラが買えないので構図を頑張ることにした」とほざくからには、通行人に見られてしまって「あの人こんな雨の中何やってるのかしら…」と不審がられる恐怖に打ち勝つ勇気も時には必要なんだと思う!ということを言いたい記事ですこれは。

 

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そもそもは、まずこういう面白いシチュエーションに出会って、「やべぇ記録に収めたい!こんなのめったにない!かどうかはわからないけれども!」という衝動に駆られて下のような写真を撮ったんですよ。

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でもこれだとフォロワー数がやけに多い女子大生のTwitterアカウントとあんまり変わらないんじゃないのか?という謎の自己レビューの結果、「もう少し構図を頑張ろう」となって、最初の写真を撮ってみたわけです。

 

 

で、話はいきなり変わるんですが、「写真の中にどこまで『世界』を収めるのか、によって写真が見せる表情は変わってくる」と思っていまして…。

たとえば、この記事の一番上の最初の写真だと、「雨に打たれたイチョウの葉がたくさん、その美しさ」みたいな感覚が全面的に出てくると思うんですが、下のように少し人工物や、それらが発する光を含めただけで、「都会の雨に打ち捨てられた自然の、その儚さ」みたいなものがにじみ出てくると思うんですよね。どうでしょう。

 

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ということで、これからも、「ああ恥ずかしかった」で終わる、常識の範囲内で、突っ立ってるだけでは撮影できないアングルなどに挑戦していけたらと思います。