黄色い長靴
そんなもの一回も履いたこと無いのに、どうしてだろう、思い出す。
憧れだったのだろうか。
自宅で一人、ゲームをしながら聞く雨音。
時には何かに打ちひしがれ、ただ仰向けになって天井を見つめた日も、雨音が近くにあった。
幼少期への郷愁はなぜか、いつも色あせて冷たく、ほんのり優しい。
光と影、全体の色合い、そして遠近感を意識して - オステリア アガペ(Osteria Agape)でディナー
このまえランチにいったところ、絶対うまいメシとおいしいワイン、そしていい写真にありつけると思ったので、予約して夜に行ってみた。そしたらやっぱりかなり良かった。
ガラケーはD503iを使っていたころから、写真は接写すればなんかかなりそれっぽくなるもんじゃないかなと感じていた私ですが、今もそう思っているようです。
今回はそれに追加して、ちょっと暗いところは色味に高級感を出させやすいということと、背景がぼけてて遠近感が出ればかなりカッコいいということを強く感じました。
このお店は内観をかなりがんばっていて、写真撮影もOKだし、うまいメシを食って酔っ払いつつ写真を撮らせてもらえば最高に楽しいんじゃないかなぁと思って、実際楽しかったです。撮影許可&ブログ掲載許可は口頭で一応いただいています。
オーダー的には後半だけど、一通りグリルを平らげた後にパスタ二皿
最初に戻って、お通しは青海苔の揚げパンみたいなもの。塩が利いててうまい。かなりうまい。なんだろうこんなうまい磯辺揚げくったことねぇな!って感じ。
なんていうか、影と木材の具合が、「規模の小さな田舎の劇場の開園」のようで、あたたかい気持ちになるし、わくわくするし、いいなぁと思いました。
最初に頼んだのはこの、名前忘れちゃいましたけど、「ワインに合う肉のおつまみ全員集合!」みたいなやつ。最高。これとボトルワインだけ頼んでダラダラやりに行きたいくらい。今度そうやって飲みながら持ち帰りの仕事でもしようかなw
野菜のグリルは肉厚で赤ワインにもあるし、写真栄えします。素材がカラフルだし、大きなアスパラとかの盛り付け具合もいい感じ。
メインの鶏肉。量はわりとあっていい。金色で縁取りされたプレートがちょっと「いにしえ感」出しててカッコいい。味は普通にうまい。
そしてさっきのパスタ。2,3回しか見たことなかったけど、クオリティ重視の店だとこんな感じで盛り付ける部分のほうが小さいお皿で出てきたり。これ前に見たこと無かったら「ぼったくりやんけ!」とか思ってただろうなw
このパスタは季節限定の鮎のパスタだそうで、鮎の艶やかな魚のうまみと塩焼きを連想させつつもあっさり目な塩加減はワインの消費を大変加速させました。
締めにデザートを頼んでおわり。
庶民にとってはとても財布にダメージを受けるお値段でしたが、かなりうまかったのでまたいきたい。そして最後に言いたいのは、
「店内BGMはノラ・ジョーンズかけるべきです。ゼッタイ。」
オステリア アガぺ (OSTERIA AGAPE) でランチ!
恵比寿にある隠れ家的なお店。
一見さんだとちょっと分かりにくい、入り口が狭いつくりになっている概観は特徴的。
お店は階段を下った地下にあります。
店内に入ると目に付くのはキャロットオレンジなカウンターの椅子と、鶯色のソファ。それに寄木細工のテーブルがもうとにかくかわいらしい。まるで「どうぶつの森」のヘビーユーザのお部屋を拝見したかのような、「ああ、こういう部屋で暮らすことを誰でも一度はあこがれるよね?」感がすごいです。
ランチのときにいきましたが、出てきたのは「ローマ飯(メシ)」と呼ばれる、たこライスみたいな洋風薬膳ご飯。私はチキンベースのものを頼みました。
ビネガーが効いたりなんかしていてかなりおいしいんですが、ちょっと量が少ない。
ガッツリ食べたい男性などはちょっと物足りないかなと思います。
また、お酢が苦手な方もちょっと合わないようです。
ここのシェフはパスタが凄く得意で本も出版されるほどの腕前のようなので、きっとディナーにパスタ他好きなものを色々頼んで楽しむのがいいかなと思いました。
それからそれから、この店ならではの取り組みだと思いますが、コルクを使った小人が店内のあちこちにちりばめられ、それぞれが個性的に主張していて、とても穏やかな雰囲気を作り出しています。
たとえばこちらは、トイレに飾られていたものですが、新聞を読んで昨今の情勢について一言申している様は、男性でも思わず「おっ?」と唸ってしまうような作品かと思います。
かわいい内装に本格イタリアンの素敵な隠れ家ということで、ぜひ気になるあの子を誘って一緒にメシを食って腹を割って話をしたり、蛍雪の思いを伝えたりしたいものですね。
アマポーラ (Amapola) 恵比寿店
パエリアが有名?レビューサイトでよくパエリアが取り上げられている、恵比寿駅チカのスペイン料理レストラン。
パエリアなんておしゃれな料理は普段食べないので、この味が一般的なレベルより旨いのか、そうでないのかはよく分からず…。
お米料理といえばチャーハンかカレーライスである庶民のわたくしからすると、ちょっとベースの味が控えめで、物足りない感じではありました。
しかし!付け合せに出てきたビーフシチューが最高に旨い!これのためだけにビーフシチューがついてくるパエリアのメニューを選んでいいくらいに旨いです。最高!
ランチの価格は1000円~1500円程度と、恵比寿なだけあってちょっとお高いかもしれませんが、パエリアの前においしいバゲットやサラダも出てきますし、前述のビーフシチューはお肉がゴロッゴロの大粒で、かなりの満足感があります。
「食った分以上に払ったわー」という気は全くしません。おなかパンパンで幸せになれます。
お店は天井が広くて開放的で、2階席やテラス席もあり、夜はお酒も入ってとてもオープンで楽しい気持ちに成れるのだと思います。
今度は夜に別のパエリアを食べに行きたいな。お酒はスパークリングな感じのやつで。
夢を描く
仕事の風景から。
お仕事だって、色んな大きくて楽しい夢を描いたほうが、きっといい。
進捗はいかがでしょうか
だめです。
抜き打ち試験
先日、とあるお知り合いにお誘いいただいて、立川の高島屋の生け花展に行ってみたんですが、そこで見た生け花がすごくかっこよくて、全然写真を撮ることを考えてなかったんですが、気付いたら電池が尽きるまで写真を撮りまくってました。写真撮影OKでした。
なんていうか、ものすごく前衛的で、アグレッシブで、アーティスティックで、かっこいい作品が多かったです。たとえば、こんなやつ。
え?これが生け花?っていう、なんていうか、常識を砕かれたというか、「かっこいいロックバンドがあるよ」と言われて聴かされたのがRadioheadのAmnesiacで、1曲目のPackt Like Sardines In A Crushd Tin Boxが耳に入って頭ポカーンみたいな、そんで2曲目に入ってようやく「なんなんだこれは」その異形さを認知するような。そんな静かな興奮がありました。わたし好きなんですよね、あの曲。
今回は被写体がかなり良い素材なので、まさに構図を頑張ることに打ってつけ。ということで、自分なりにうまく撮れたかなという写真についてご紹介します。
余白空間を設ける
被写体をあえて端っこに寄せて、なにもない空間と対比させることで被写体を目立たせる作戦です。たとえば、こんな感じ。
before
after
接写すんのか、引きで撮るのか、ということですね。
似た感じで撮った、かぼちゃの生け花はお気に入りです。
スマホの待ち受け画面にいいかも。
PCの壁紙にいいのはこちら。光の当たり具合とか、一番気に入ってます。
もっと空間が大きくて良かったんだけど、残念ながら木とかがボケちゃってるやつも、一応置いておきます。
撮影向きを変える
被写体が立体的で、ある程度さまざまな角度から撮影可能な展示方法でしたので、視点を変えて撮ってみたりしました。横から撮ってみたり、下から見上げるように撮ってみたりすると、被写体が見せる表情(なんてキザなんだ…)も変わりますね。
たとえばこういうやつを
こういう風に撮ってみたり、
こういうやつを
こうやってみたり
みたいな感じです。
あとこれは結構お気に入り。真正面から撮るのと、上から撮るのでは、やはり見せる表情が一段と(ry
真正面から
上から
平行や垂直にこだわる
撮影するときに、なんらかの基準の線を自分なりに設けて、そこからどれくらいずれてるかとかを確認しながら撮ると思います。
今回特に感じたのは、このような床に置かれていたりする場合に、床が表す線とできるだけ平行になるように撮るべきで、壁の縦線があれば、できるだけ垂直に撮るべきだということです。当たり前といえばかなり当たり前なんでしょうけど。
たとえばこれは失敗作(生け花作品自体はおしゃれ)
これは自分なりにうまく撮れたと思ってるやつ
作品の荘厳さもあると思いますが、後者のほうが、格調高いように見えます。みなおすともう少しズレはどうにかできそうですけどね…w
そんな感じで、かなり個性的で素晴らしい作品が多かったです。作品はかなりたくさん展示されてて、撮れなかったものもいっぱいありました。
イベント期間中にこの記事を公開できれば宣伝にもなって良かったんですが、残念ながらいろいろと都合をつけられずに、今日になってしまいました。申し訳ないですね。
いやしかし、生け花、かっこいいな。